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女性の骨盤について(解剖学編)

執筆者の写真: yuki onoyuki ono





今回の記事は女性の「骨盤」についてです。

もちろん骨格というのは個体差があり、人によって千差万別で違うわけですがあくまで平均して男女ではこういった差があるというところを書いていきます。

 

【骨盤腔が女性の方が広い】


「骨盤腔」とは骨盤を上から見た時の骨盤び囲まれている空間のことです。


そのスペースには「産道」があり赤ちゃんの通り道となっています。

非常に狭いスペースを赤ちゃんはねじりながらうまいこと出てきてくれます。


当然そのスペースがあるので男性よりも広くなっています


そして骨盤腔が広いので赤ちゃんを産む時に多少なりとさらに広がったりします。

なので妊娠中は「仙腸関節」(仙骨と腸骨を結ぶ関節)や「恥骨結合」は緩みやすくなったり、痛みを伴いやすかったりします。


※仙腸関節の痛みとは、お尻の少し上ら辺のことで一般的には「腰痛」の原因の一つと言われています。

 

【恥骨下角が女性の方が広い】


「恥骨下角」とは簡単にいうと恥骨同士が真ん中でくっつき、その下の角度のことです。(すみません字だとうまく説明できません笑)


恥骨下角が女性だと:80~90°

     男性だと:60~70°


どっちの方がよりコンパクトかということです。

男性の方がよりコンパクトに、女性は広く作られています。

 

【仙骨が女性の方が幅広く短い】


「仙骨」とは腸骨(腰らへんですぐ触れられる骨のこと)と腸骨の間の挟まれている骨のこと


腸骨の間に挟まれている仙骨が広ければ、当然腸骨も横に広くなります。

なのでお尻が大きくなりやすいのも女性ということになります。

 

【骨盤の前傾を作りやすい姿勢


座位です。

座っている姿勢だと骨盤の重心を握る鍵が「坐骨結節」(座った時にあたる骨のこと)になります。

この後ろにある骨が軸にあるということは、その上にある物体は前に倒やすくなりますよね。


なので骨盤の前傾が作りやすくなります。

 

【まとめ】


今回は女性の「骨盤」についてでした。

骨盤はヒップアップするためにも、美脚を作るためにも、また「腰痛」「肩こり」など様々なことに関わってきます。


女性の方は男性に比べ比較的「骨盤後傾」が起こりやすいです。

なので自分の体の状態を把握し、今の状態にあったトレーニングをしていきましょう。


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