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乳幼児へのお菓子

執筆者の写真: yuki onoyuki ono


今回の記事は子供に「お菓子」を与えるとどのような影響が出るのか、、、を書いていきます。


賢く育てたい、より良い人生を歩ませてあげたい‼︎そう思い習い事や塾などに通わせる親御さんは多いと思います。


ただそれよりも大切な「食事」には意識が回っていない方が多いようです。


結論からいうと、お菓子は食べさせない方が良いです。

その理由を詳しく書いていきます。

 

【味覚】


・甘み・苦味・酸味


この3つの食べ物を舐めさせたとき唯一「甘み」だけが「舌舐めずり」をするという研究結果があります。

ここでわかることは人間は本能的に「甘み」を好んでいるということです。

これはそもそも「甘いもの」というものは自然界にあまり存在しないからです。

そういった環境にいたので「甘いもの」を見る。それだけで「ドーパミン」や「エンドルフィン」などのいわゆる興奮作用のあるものが分泌されます。


ではなぜこういった甘いものを見たときに「食べたい」となるようなシステムが組み込まれているのか?


私たちは、飢餓、食べ物がなくなって餓死するんじゃないかということを本能的に思います。

それを打開するためには「甘いもの」「高カロリーのもの」を食べることで、自分の体に「脂肪」として蓄積しようと考えます。

だから「甘いもの」を見ただけで食べたくなるのです。


ケーキ」を食べたことがあるから、見たら食べたくなるわけで

食べたことがない「子供」にはこういった反応は起こらないはずです。

 

【お菓子】


お菓子に入っているものは「ブドウ糖」「果糖」これが合わさったものが「スクロース」「ショ糖」


いわゆる「砂糖」です。


そしてこのお菓子に入っている「砂糖(白砂糖)」が皆さんが思っている以上に体によくないです。


☆白砂糖


・ミネラルの消失・・・これは「白砂糖」に限らず糖に対して言えることですが、白砂糖を分解していくときに主にビタミンB1を大量に消費します。さらに体が「酸性」に傾くことで、それを中和しようとして「骨」からカルシウムを分解します(脱灰)

このように「高濃度の糖」が体に入ってくると大量のビタミンとミネラルを消費することになります。

これでついた異名が「ビタミン泥棒」「ミネラル泥棒」です。


私達はビタミンKなどが「骨」に働きかけて成長することができます。

そういったものが「白砂糖」の分解に使われてしまうということです。

 

・IQの低下・・・これはアメリカでも日本でも行われた研究です。

砂糖の消費が多い家庭と少ない家庭どちらの方の子供が「IQ」が高いか?

結果は砂糖の消費が少ない家庭の子供の方がIQが高かったです。


この研究はものすごく信憑性の高いものではありませんでしたが、逆の研究結果はほぼ皆無でした。

なので、良くなることはないというこということです。

マイナスになるか変わらないかであれば食べない方が良いと私は考えます。

 

・攻撃的な性格・・・IQの低下の話とも関わる。

「砂糖」というのは簡単に説明すると分子構造の小さい糖です。

つまり吸収スピードがものすごく早いものということです。


このすぐにエネルギーになる「糖」というのは摂取したら「血糖値」急上昇させていきます。

この「血糖値」が上がっていくタイミングで血糖値を下げる為に「インスリン」というホルモンを分泌します。

そして下がった「血糖値」をそのままにしておくと低血糖症になってしまうので、それを防ぐ為に

「コルチゾール」「アドレナリン」「グルカゴン」などの「ストレスホルモン」を分泌します。


アドレナリンは興奮作用として良いものとして扱われがちですが、普段日常からアドレナリン優位になっているということは交感神経優位ということなので、良いことではありません。

もちろんトレーニングのときなどは必要


これが攻撃的な性格に繋がってくると言える

さらに例えば摂食障害や精神疾患の方などは情緒不安定になったときに「過食」をして精神を落ち着かせようとしますよね?

これは人間の本能によるもの。つまり人間の情緒にも関わってくるものと言えます。


そしてこの情緒の不安定性が「IQ」の低下にも繋がっているのでは?と言われています。

 

・糖尿病・・・インド、中国、アメリカなどでは中学生でも「糖尿病」の診断を受ける子がいます。

日本でも2〜3人に1人。男性に絞った場合は2人に1人。ほとんどの人がなると言っても過言ではありません

そう言った状況の中で、ミネラルもビタミンも含まない「白砂糖」というものは単純に「糖尿病」、「肥満」に近づいていきます。

そして「砂糖」に含まれる「ブドウ糖」「果糖」

ブドウ糖であればインスリンの分泌もされますし、筋肉内に貯蔵もされます。

果糖は、、、

直接肝臓に送られるので、「脂肪肝」のリスクを高めます。

そして果糖は終末糖化産物(AGE)に変わりやすいです。

AGEというのは「発がん性物質」「がん細胞の最も好むエサ」である。

このAGEは基本的には体のなかに貯蔵されていき、なかなか除外するのは難しいとされています。

 

などなどこれらのことを考えていくと、幼少期に「果物」などを食べさせれば良いのに、

わざわざ「お菓子」を与えるのはなんのメリットもありません。

「百害あって一利なし」です。


今日はここまで‼︎

イイね、コメントお待ちしております。

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