【価格価値】
価格は全ての中心になる
価格によって経営が変わる
価格によって表現が変わる
例えば高い価格のモノ、汚い飲食店でも15000円のコースがあったりすると「何かあるんじゃないか」と期待をする
なので価格一つでそのお店の雰囲気すらも変えることができる。
昔でいうとこういう考え「物の時代」生産時代というのはいろんな物を大量生産する。
洗濯機もないところがたくさんあった
だからいろんな人のニーズがあった
でも今は「物」に溢れている時代
ということは皆あまり欲しがらない
価格を下げたら売れるという時代は終わった
価格の弾力性
「多く売るための値下げ」
価格を下げればその跳ね返りで販売数は増える
こういった価格弾力性というのが昔は語られていました。
だから値段を下げるためにコストを抑えて売ろうという考えが非常に多かったです。
ただ、今はその時代は終わっています
これはいろんな商品で実証されていることです。
例えばガリガリ君
みなさんは覚えていますか？昔ガリガリ君は60円でした。
今は80円位です
60円→80円
結構上がっていますよね。。。
でも実は販売数には変化がないんです
今はガリガリ君で例を上げましたが、ほぼ全ての商品が販売数が変わらないのです
価格を上げたとしても販売数は伸びないが減りもしません。
確かに価格をあげるのは怖い
でも販売数は変わらないのです
ただこれは正しく上げればです、、、、
それでは「美容院」を例にして考えてみましょう
お客様に対して「なんでうちのお店を選んだんですか？」と聞いたとします。
返答で「近所だから」と返ってきました
※ちなみに美容院はAの美容院からBの美容院に移る時の理由の84%が「なんとなく」です
ここがすごく大事です
【競争優位タイプ】
「なんとなく」「知り合いだから」「近所だから」
これ以外なかったら経営失格だと思ってください
（低価格）
安いから（安いに理由があればok）
（特異性）
「〇〇だから」例えばパーマがうまいから、芸能人も来ているから
こういった何かしらの特異性が言える人が多いならこれが良い経営だと言える
【勝ち続けられる戦略は3つしかない】
・コスト戦略
価格による優位性を保て多くの人に選ばれる事
・差別化戦略
得意性による優位性を保て多くの人に選ばれる事
・集中戦略
一定の人に価格や特異性で選ばれる事
※今回のブログではここが一番重要
【戦略対象幅】
・広いセグメント・狭いセグメント
【競争優位タイプ】
・低価格・特異性
一つ一つ見ていきましょう。
まずは「コスト戦略」広いニーズに対して低価格でやる
ただこれは中小企業にはすごく難しいです。
なぜか？
例えば「ユニクロ」
ユニクロはシンプルを売りにしている
ユニクロが安い理由は「VD縦型戦略」
実際にお店に行ってみると分かるが、実は服の種類はそこまで多くない
そから辺にある小さいお店の方が種類はたくさんある
ユニクロは1種類の服をいろんな色に分けている
だから商品の開発や生産をしないからコストを安く抑えられている
そしてそのコスト分を店舗に投資している
なのでユニクロは一頭地にあることが多い
他にも「寿司ざんまい」
例えばそこら辺にある寿司屋が寿司ざんまいの値段でやっての経営は想像着くと思いますがかなり難しい
でもほとんどのお店は、安く安くしようとするから潰れてしまう。
寿司ざんまいには寿司ざんまいの安い理由がある
これがスリランカのソマリア海賊
ここの海賊は実はほとんどが漁師
仕事でもらえるお金が少ないから海賊で人の船を奪っている
そこに寿司ざんまいの社長は目をつけて海賊を雇っている
「給料安いならうちの為に働いてくれ」と船を与え、それにより寿司ざんまいはあのコストを維持している
こういったことを中小企業にできるのでしょうか？、、、
やはりかなり非現実的だと私は思います。
できないのにこの「コスト戦略」に突っ込むのはかなりのリスクです。
今日はここまで‼︎
次回に続きます。。。
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