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月経2

執筆者の写真: yuki onoyuki ono


今回記事は前回の月経の続きです。


前回記事を読んでいない方は前回記事を先に読むことをオススメします。

 

【無月経の状態】


利用可能なエネルギーの枯渇(Energy Availability:運動により消費されるエネルギーの残りのエネルギーを指す。基礎代謝などに活用する

                   

下垂体からのLH(黄体形成ホルモン)の分泌抑制           

      

排卵がなくなる

      

稀発性月経

      

無月経


※この流れは下垂体性とも言えるし、視床下部性のものとも言えるます。ただあくまでも全て繋がっています。なのでどこでエラーが起きていても一般的には「視床下部性の無月経」と言われます。


 

【骨粗鬆症との関係】


・「無月経」により卵巣からの※エストロゲン濃度低下

     

骨密度の低下と疲労骨折のリスクが増大


エストロゲンと骨量

1骨吸収促進因子に対する骨組織の反応性低下を妨げる働き=骨形成の促進

2力学的ストレスに対して骨の反応性を高める=骨がストレスに対してギュッと詰まるような働き

     ⇩

 [ハードなトレーニングを行う女性アスリートはエストロゲン濃度が低い者が多く、正常月経女性よりも骨量が低いとの報告も、、、上記1、2の理由が考えられる]


※閉経後の女性も骨粗鬆症のリスクは飛躍的に上がるとも言われています。


 

【こういったトラブルの起こりやすい方】


競技レベルの高い方

持久系

審美形

BMI18.5未満

  

「無月経」の方多い


その他にも、、、

内分泌(ホルモン)機能のエラー

オーバートレーニングや急な体重の減少コルチゾール過多(ストレスホルモン)になると、、、

  

GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)FSH(卵胞刺激ホルモン)LH(黄体形成ホルモン)

エストロゲンの分泌量を低下させます。


 

【まとめ】


・急激な減量

・一般の方であれば、ハードすぎるトレーニング

は避けた方が良いです。


某大手ジムさんの影響で短期間ダイエットが主流になっていますが、それは心身共に大きなストレスを抱え、こういったトラブルの原因になりかねません。


特に女性の方は元々のセロトニン量や自己肯定感が低い方が多いです。

※もちろん個人差の大きいところではあるので、男女で分けること自体間違えているかもしれませんが、、、


ただ統計的に見てやはり女性の方はこういったトラブルを抱える方が多いので、必ず無理はしないようにしましょう‼︎




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